キャリアパスの1つ、管理職

エンジニアのキャリアは大きく分けると管理職と専門職の2つになります。このうち管理職は、プロジェクトの管理やメンバーの育成などが仕事の中心。チームをまとめる権限を持つことになるため、意思決定を自分で行いたい人や、チームを支えることにやりがいを覚える人、経営に興味がある人がメリットを感じやすいキャリアです。反対に、前線から離れることになるため技術力を極めたい人や、大きな責任を持ちたくない人にとって、管理職はデメリットに思えるでしょう。

管理職には、働いている会社から打診を受け了承することでなるのが一般的です。また管理職の求人に応募し採用されることでも管理職に就くことができます。どちらにしても、管理職として活躍できるスキルがあると会社に認めてもらうことが重要。そのため管理職になりたいと思ったら、若いうちから管理職に必要なスキルをしっかり磨いていくことが大切です。

管理職に必要なスキルはマネジメントスキルです。管理職はプロジェクトの進捗管理やコスト管理、品質管理など、マネジメントを担うことがほとんど。プロジェクトが成功するように適切な判断を行い管理していくスキルが求められます。

また、人の上に立つポジションともなればコミュニケーションスキルも必要です。管理職になると、顧客折衝やチーム管理、メンバー育成など、人とコミュニケーションを取る機会が多くなります。相手の言いたいことを正しく読み取ったり、自分の意見をわかりやすく伝えたりするためにも、コミュニケーションスキルは必須といえるでしょう。こうした管理職について、主な役割や必要な資質、その後のキャリアなどについてこのサイト《管理職としてのシステムエンジニア》に詳細が綴られているので、併せて覗いてみてください。